レンズの数値を表す用語を知ろう
カラコンのレンズの様々な数値を表す用語はアルファベットで表記されているので、何を意味しているのかきちんと知る必要があります。 きちんと理解をして自分にあったレンズを選ぶようにしましょう。
【PWR(度数)】
視力矯正の度合いを示す数値で、コンタクトの度の強さを示す数値となります。 -1.00、-1.75、-3.00、-5.00などと表示され、マイナス数値が大きいほど矯正の度合いが大きくなります。 なお、プラス「+」は遠視用のレンズを示します。 度なしのカラコンには「0.00」と表示されています。
【BC】
BC(ベースカーブ)は、レンズのカーブを表す数値です。 8.5、8.7などで表します。 数値が小さいほどカーブがきつく、大きいほどカーブがゆるくなります。 カラコンなどのソフトレンズの場合なら、数値をピッタリにあわせなくても大丈夫な場合がほとんどですが、 眼球のカーブと合わないレンズを付けると違和感を感じたり、レンズがずれやすくなる場合もあります。
【DIA】
DIA(直径)は、レンズの大きさを示す数値です。 一番外側の透明な部分までを含めた大きさで、着色された部分の直径ではありません。 14.0、14.5などで表示されています。
【CYL】
乱視の度数です。
【AXIS】
乱視軸です。 0~180までの角度で表されます。
【AD】
AD(手元補正度数)は、遠近両用の手元補正用の数値です。 遠近両用レンズには、「PWR-5.00(+1.00)」のように、2つの度数が表示されることになります。 この場合の数値は、遠くを見る時は-5.00で、近くを見る時は+1.00の補正があるという意味になります。